刺激グッズNo.1 ICR-S250RM(S) | 刺激ブログ

刺激グッズNo.1 ICR-S250RM(S)

ICR-S250RM
三洋電機
SANYO DIPLY TALK(ディプリトーク) ICR-S250RM(S) ステレオデジタルボイスレコーダー(シルバー)

とある取材で、どうしてもICレコーダーが必要になり、この製品を買いました。昔、記者になると決まったとき、「うーむ、記者たるものこういうグッズも必要だろう」と思って一度買いにいったことがあります。そのときはお店の人にソニーやオリンパスをすすめられました。三洋電機はあったのかな。あまり記憶にありません。


 そして、今回、三洋電機に即決めです。なぜか?記者会見でいろんな記者が使ってたから、、、というのがまずきっかけ。本体にUSB端子を搭載してて、直接差せる。これは本当に便利です。よくモノをなくす自分としては、USBケーブルをなくさずに持っておく自信がまったくありません。もう一つは、保存形式にMP3形式を使っている点です。繰り返しになりますが、私、本当にモノをよく無くします。付属ソフトのCD-ROMなんてインストールしたらその瞬間にどこかに蒸発します。その点、MP3形式なので、なんのソフトも要りません。最初から入っているWindows Media Playerで聞けます。もちろん、他社のICレコーダーに付属するソフトの機能は豊富です。管理もしかり、ノイズキャンセラ機能を持っていたり、声の部分以外の音を小さくして聞き取りやすくしてくれたり。


 ただ、いったんICレコーダーを買い、使わなくなった自分からすると、こういうものは扱いやすくて簡単であることが最も重要なのかなと思います。


 では、記者じゃない人にとって、ICレコーダーって必要なの?と思うかもしれません。店頭に一度足を運んでみれば分かります。学生らしきカップル、年配の方などさまざまな人が数多く並ぶICレコーダー売り場で頭を悩ましています。これらの人は記者じゃないと思います(たぶん)。


 ICレコーダーのパンフレットを見ると「取材や会議に!」と書いてありますが、これって思いっきり買う人を限定してますよね。もっともっといろんな使い方ができると思うのです。例えば、私は自分の親が還暦を迎えたら買ってあげようかなと思います。なんだか最近、悪質リフォームとか話題になってますよね。強引な営業で、きちんと説明もしないまま脅すだけ脅して契約させるっていう話です。あと、認知症の方に対して営業をかける人もいます。知らない人が来たら必ずICレコーダーで録音する、そういう習慣があってもいいのかなと思います。ま、一番いいのは玄関開けないことですが。


 さらに、ICレコーダーを使ってボイス・ナレッジ・マネジメントみたいなことも実現できるのではないかなと。ナレッジ・マネジメント自体は企業として社内の知識を共有し、活用につなげて全体の競争力を図る手法ですが、これにICレコーダーが加わればもっと威力を発揮するのではないでしょうか。できる営業マンとそうでない営業マン、たぶん何かが違います。それは営業報告書では出てこない何か、例えば会話のしかた、話の進め方かもしれません。こうした音声データを社員全員がいつでもアクセスできるようにし、ノウハウを共有する。私としては、例えば何かミスをして先方に謝罪に行くときに、以前、誰かが謝罪に行って大事に至らずに済んだといったような音声データがあったらうれしいです。


 要はこうしたICレコーダーのように音声を録るといった単純なグッズは、使い方次第です。うーん、刺激!ほかにもいろんな使い方、考えてみようと思います。