刺激グッズNo.2 hp iPAQ hx2750 Pocket PC | 刺激ブログ

刺激グッズNo.2 hp iPAQ hx2750 Pocket PC

ヒューレット・パッカード
hp iPAQ hx2750 Pocket PC

 日経パソコン10月24日号の第二特集「モバイルバブルがやってくる!?」では、公衆無線LANサービス、3G携帯、地上デジタル放送をテーマに、モバイル・インターネット環境の現状、将来についてレポートしています。

 公衆無線LANサービスは、約3年ほど徐々にNTTコミュニケーションズのホットスポット、NTT東日本・西日本のフレッツ・スポットなどが登場し、広がっていたのですが、鳴かず飛ばずの状態が長らく続いていました。おなじみのライブドアが今年6月に参入したことで、改めて火が付いたようです。

 さて、公衆無線LANサービスをいったい何に使うか、これは難しい問題です。現在、無線LAN機能を搭載しているのはノートパソコン、PDA、PSP、NINTENDO DSなどです。ノートパソコンはいいとして、PDAは約3年前から比べて、ずいぶん市場が縮小しました。今年に入ってソニーが「Clie」をやめPDA市場から撤退することを決定。それに伴って、量販店などでもPDAのコーナーは小さい場所に追いやられました。

 公衆無線LANサービスの普及を待たずして、撤退を決めてしまったソニー。早すぎた撤退に見えます。ただ、ソニーはPSPを徐々に変化させてきています。今年7月にブラウザーを搭載、10月には同社が展開しているロケーションフリーのクライアントソフトを搭載しました。これによって、公衆無線LANサービスエリアで、PSPを使ってテレビを見ることができるようになるわけです。公衆無線LAN事業者にとって非常に大きな援護射撃に映ったと思います。

 そして、私は時代に逆行するがごとく、日本HPの「hp iPAQ hx2750 Pocket PC」を買いました。実はPocket PCに手を出すのは初めて。これまでZaurus、Palm、Clieには手を出してきたのですが、Pocket PCは何となく避けてきました。

 このタイプ、指紋認証機能を持っています。最初に左右の指紋を登録し、その後は電源を落とすたびに、指紋認証を求められます。大事なデータを入れておいてもばっちり守ることができます。しかも、指紋の登録、および認識は極めてスムーズ。指紋認証の技術もここまできてたんだなぁと感動しました。

 ただ、問題が。同じWindowsだから使うのは簡単だろうなんてたかをくくっていたのですが、まったく別物として扱ったほうがよさそうです。見た目は確かに似ていますが・・・。「マイ コンピュータ」をつい探したくなりますが、Pocket PCにはありません。使っている人からすればごくごく常識的なことなのでしょうが、使っていて不安になります。これまでの概念をいったん捨て去らないと難しいようです。

 あまりに分からなくて、こりゃ勉強だと思って本を買いに行ったんですが、Pocket PCに関する書籍が全然ありません。ようやくピンポイントで見つけた本がこの本です。


野村 弘明
HP iPAQパーフェクトブック

Pocket PCの歴史から始まり、iPAQの使い方、応用の仕方について詳細に書いてあります。画面を多用した構成ではないので、 見やすいかと言われると疑問です。ただ、触ったこともない私にとっては力強い味方。


いまは、会社にVPNで入ろうと試行錯誤しています。しばらく格闘が続きそうです。